昨日もそうだった。ボックスに入る前にまず鏡を見ながら顔の筋肉をほぐし、そしてカーテンを閉め、レンズに向かって軽く会釈し、少々笑みを浮かべたつもりだったが、、、出てきた写真は、やはり-予想通りというか、期待はずれというか-ぎこちない表情だった。(-.-;)
ボックスに貼られているきれいな見本写真は「絶対スピード写真じゃない!」と激しく疑いながら、「なんでいつもうまく撮れないだろう?」と、不思議に思う。
左:スピード写真機外観。右:カーテンの中。日、英、韓、中、ポルトガル、スペインの6言語対応
(左图:自动快照机外观。右图:帘子里面。能对应日、英、韩、中、葡萄牙、西班牙等6种语言)
写真館のような光の当て方じゃないから、自然に撮れないだろうか?でも、自宅でカメラのセルフタイマーで証明写真をうまく撮ったこともある。写真を撮ってくれるのが人間ではなく機械のせいだろうか?でも、プリクラだって機械が撮るものだが、出来上がったものはスピード写真のような深刻な顔ではなかった。
考えてみたら、スピード写真機で証明写真を撮るのは、だいたい急に写真が必要となるとき、しかもその写真をどこかに提出しなければならないという目的性が高いときである。昨日みたいに、前もって用意したビザ申請用写真のサイズが合わないと言われ、その場で撮り直さなければならなかった。そのような状況で、顔は平静を装っても、心は穏やかでないはずだ。 さらに、レンズの前でもたもたすると、無機質な機械音に催促されてしまい、いっそう焦りだす。。。このタイミングを待っていたかのように、スピード写真機はシャッターを押す。
人の心の動きを見抜いて、それを記録し見せてくれるスピード写真機、なんて恐ろしい機械なんだ。
近所のスーパーで、「人相術占い」もできるスピード写真機を発見した。千円札入れて、700円で証明写真を撮り、300円のお釣りでついでに人相も占ってみる、という狙いのようだ。でも、あんな深刻な顔に撮られてからの占い、「前途は暗澹たるものになる」と告げられてしまいそう。。。スピード写真機で人相を占った人は、果たしてどれぐらいいるのだろう。
スピード写真(+人相占い)機/自动快照(+相面)机
少し前のフランス映画「アメリ」を思い出した。アメリが気になる男性Ninoは、駅のスピード写真機の下に捨てられた他人の証明写真を収集するという趣味の持ち主だ。やはり国を問わず、スピード写真が気に入らない人が多いようだ。
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用自动快照机拍的证件照,没有一次是满意的。
昨天也不例外。进照相亭之前先对着镜子放松了一下脸部肌肉,然后拉上帘子,面对镜头轻轻点了点头,再浮起一丝微笑。。。结果出来的照片仍然是-不知道是该说“不出所料”还是该说“大失所望”-总之表情非常生硬。(-.-;)
强烈怀疑贴在照相亭上的那些漂亮的样片儿根本就不是用快照拍的!同时也奇怪拍快照为什么总是拍不好?
是因为没有像照相馆那样打光,才拍得不自然?可是在家里用相机自拍也拍出过不错的证件照。是因为拍照的是机器而不是人?可是大头贴也是用机器拍的,也没拍出过像快照这么神情严峻的照片。
仔细想一想,用自动快照机拍证件照,大多是在急需照片的时候,而且还必须把照片提交出去,也就是说目的性很强。就像昨天,我事先准备好的申请签证用照片被告知不符合尺寸,只好当场重拍。在这种情况下,虽然脸上保持平静,心里肯定会有起伏。再加上在镜头前磨蹭一下,就会被冷冰冰的机器声音催促,于是越发着急。。。自动快照机好像就是在等着这个瞬间一样,按下快门。
自动快照机不仅能看透人的心理活动,而且还记录下来给你看--真是一种可怕的机器。
在附近的超市,还发现了带有相面功能的自动快照机。放入1千日元纸币,其中700日元拍证件照,找回来的300日元零钱正好顺便相个面--这大概是商家打的如意算盘。不过,在拍了那么神情严峻的照片之后再相面,恐怕会被告知“前途黯淡”。。。不知道究竟有多少人用自动快照机相过面。
想起了几年前的法国电影《天使爱美丽》。让主人公Amélie心动的Nino有一个爱好,就是收集人们丢弃在车站自动快照机下面的证件照。看来不管在哪个国家,对自动快照机拍出的证件照不满意的人都不在少数。
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